定年退職後の失業保険の待機期間

僕は、退職後、会社から離職票が届くと、すぐに失業保険の申請をするためハローワークへ向かった。

 

ハローワークまでは、自宅から歩いて30分ほどだが、電車でもバスでも最寄り駅から距離があり、所要時間はどれも大差がなかったので、毎回、散歩がてら歩いた。

 

7月と8月の猛暑のなか、日傘を差し、首にネッククーラーをして水筒持参で、だ。

 

ところで、失業保険の待機期間について、事前にネットでいろいろと調べてみると定年退職のときは、7日の待機期間が終了すれば、すぐに失業保険が給付されるとあった。

 

「おおっ、ラッキー」と思い、意気揚々とハローワークへ向かったが、僕の期待は見事に裏切られた。

 

大いなる勘違いをしていたのだ!

 

現実には、7日+2ヶ月間の給付制限があった。

 

ハローワークの窓口で、制限があると言われて、どういうことと思い、

「60歳で定年退職した場合、給付制限はないのでは?」と聞いてみた。

 

すると担当の男性から、

「60歳ですぐに退職したなら、給付制限は7日のみなんです」

と返された。

 

僕の場合、60歳を過ぎて3ヶ月ほど再雇用で延長したため、自己都合退職となる。60歳定年で退職すれば、会社都合となり、2ヶ月の給付制限(制限は、7日のみ)はないとのことだった。

 

とはいえ、僕の場合、雇用延長した3ヶ月間は給与をもらっていたので、金銭的に不自由になるわけではなかったけど・・・。

 

それでも定年後すぐに退職するのと、僕のように中途半端に延長して退職するのとでは、失業保険の給付制限に違いが出る。

 

要するに退職理由が、会社都合と自己都合とでは、給付制限の日数は変わってくるというわけだ。

 

2ヶ月間の制限のため、結果的に最初の認定日が、9月の末となり、そのおかげで熱中症にならずにハローワークまで歩けたのは良かったと思うが・・・。

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