インプットばかりの読書に飽きてきた

もともと読書は好きで、会社を辞めてからもいちばん多く時間を使っているのは本を読むことだ。

ただ、最近、インプット重視になる読書に飽きてきている。

よく言われるのが、読書をしたら、その後のアウトプットが大事ということ。具体的には、メモしろとか、人に内容を話すとか、いろいろあるようだけど、僕は今は一切やっていない。

過去には本に線を引いたり、自分なりに内容を要約したり、感想を書いたりしたことはあった。

けど、僕の場合、なにをやっても忘れるものは忘れるものだ。

別に忘れてもいいじゃないか。

忘れてしまうのは、記憶に残らない内容だったということ。そういうふうに読めなかったということ。

もちろん、記憶に残る本もあるし、読書以外でも、子供の頃の面白かった体験などは、いまだに忘れないこともある。

そういうのは、強く印象に残っているから、忘れないのだと思う。だから、最近は、本を読んでも忘れてしまうのなら、それでもいいやと思う。

それよりも、読書でインプットばかりしていると別の形でアウトプットしないとバランスが取れない気がしている。

この1週間くらいは、本は読まずに、ぼーっとしている。そうするとなにか今まで手を付けていなかったこととかをやり始めるようになった。

それでなにか始めるのなら、それも面白いかなと思っている。本を読むことは、誰かの考えなどを自分の中に取り込むものだ。

大なり小なり、読んだ本から影響を受けることになる。

 

若い時なら、本はたくさん読んだ方が知識が増えるし、他人の考えなどを知ることができるだろうが、60歳を過ぎたら、もうそんなにインプットを増やさなくても良い気がしている。

それよりも、自分であれこれ考えて、面白そうなことに取り組んだ方が良いように思っている。

強烈になにかやりたいことは今のところ特に浮かんではいないけど、この先、なにかやるかもしれない。

こうしてブログを書いたりするのも、そのひとつだ。なんとなくぼんやりしているとなんやかやといろいろと思いつくものだと思う。

読書も食事と一緒で体内に入れたら、運動などして消費することが大事だなと思っている。

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